二次会の幹事、失敗しない極意はコレ!

事前の打ち合わせと会場選びは早めに

スケジュール帳

一度限りの日、誰でも失敗はしたくない!

結婚式の二次会幹事を任された場合、初めてなら「何からやったらいいの?」「どうしたらいい?」など不安がつきもの。ましてや、主役は新郎新婦。2人の新しい門出のお祝いの場ゆえに、楽しく思い出に残る会にしなくてはとプレッシャーもかかります。二次会は当日より段取りのほうに時間も労力もかかるもの。では、実際に幹事を任されたら、どのように進めればよいのでしょうか。

まずは事前の打ち合わせが必要です。ここでおさえておきたいポイントは、新郎新婦にとって嫌なことは避けることです。例えば昔の恋愛話を暴露するとか、会社の話を必要以上に話すなど、2人が不快になる話はNG。事前に、どんなことをいってほしくないか、逆にどんなことをいってほしいのかを聞いておくことが重要です。

次に会場選び。「ここが安い」「ここは駅から遠い」などと迷っている間に、日程が近くなってもまだ決められない、ということが多々あります。まずは新郎新婦と打ち合わせして、どんなものが必要か、料理などはどんなものがいいかを決めておきましょう。その上で、条件にあった会場をネットなどで検索。とはいえ、すべて完璧に条件に合う会場はなかなか見つからないもの。その場合は何を重要視するのか、順位を決めておくとスムーズです。

また当日用に簡単な台本を作っておくことも大切です。例えば会の流れの説明や会場自体の説明、料理の説明、司会の挨拶や乾杯の挨拶、ゲームや余興の内容など、それらを台本にまとめておくと、当日もスムーズに進行します。ただし、披露宴とは違って二次会はカジュアルな場。幹事の楽しいアドリブも会を盛り上げる大切な要素のひとつだということをお忘れなく。

当日も打ち合わせが大切 主役の2人を盛り上げる会に

二次会当日は、最低でも開始1時間前には会場に入り、司会を行う場所やマイクの操作方法、席次表などの確認をしておくことが大切です。受付担当の人とも打ち合わせをして、参加者名簿などで誰が参加するのかを確認しておきましょう。続々とゲストが集まりだしたら、トイレや料理の場所など簡単な会場の説明を。もし、披露宴が長引いて新郎新婦の到着が遅れる場合はそのこともゲストに伝えることが大切。理由を説明されることなく待たされると、ゲストも不快な思いをしてしまいます。

二次会の最初は司会の挨拶に続き、乾杯の挨拶など挨拶が続きますが、どの挨拶も手短に。特に乾杯の挨拶は新郎や新婦の上司など、目上の方にお願いすることが多いもの。ついつい話が長くなりがちなので、事前に「会の進行上、挨拶はこのくらいの時間で」とお願いしておくことが大切です。

ゲームや余興を行う際は、簡単な説明を行います。ゲームと余興のそれぞれに担当者をつけておくとスムーズに進行するでしょう。ついつい盛り上がってやってしまいがちなのが「内輪のり」。ゲストはいろいろな方が来ているということを常に忘れないでいたいものです。
そして一番重要なのは、二次会は新郎新婦をお祝いするためのものだということ。常に主役の2人を考えた進行を心がけましょう。