二次会はカジュアルなもの。メールやLINEで招待してもOK!

コスト節約で便利!メールやLINEを賢く活用

手軽な分、返事が集まりにくい場合も…。期日ははっきり伝えましょう。

手軽な分、返事が集まりにくい場合も…。期日ははっきり伝えましょう。

結婚式の二次会での重要な作業のひとつに、招待状作りがあります。通常は、往復はがきなどで作成し、郵便で送るもの。しかし昨今ではメールやLINEなどのSNSの発達により、こうした手段を使って招待をする人達も多いようです。確かに結婚式の披露宴とは違い、二次会はカジュアルなものなのでメールやLINEでもいいでしょう。またいつでもどこでも送れるという気軽さに加え、郵便代もかからずコスト節約にもなるなどのメリットがあります。では、メールやLINEの場合はどんな内容で送ればよいのでしょうか。

まずはメールやLINEでも、ひととおりの挨拶は必要ということを理解しておきましょう。「私たち○○と○○はこのたび結婚することになりました」という冒頭の挨拶は必要です。その後に「私たちの新しい門出を皆様に見守っていただきたく、ささやかながら○○で二次会を行います。ぜひお越し下さいますようよろしくお願い申し上げます」と二次会に来てもらいたい旨をのべます。次に日程や受付時間、会場の名前、所在地、電話番号やアクセスなど必要なデータを入れます。アクセスは、グーグルマップなどの地図を添付するとゲストもわかりやすいでしょう。あるいは、会場のQRコードやホームページアドレスがあればそれを添付しておきます。

肝心なのは、このメールやLINEの返事をいつまでに返してほしいかということ。必ず「勝手なお願いで恐縮ですが、○月○日までにご返信下さいますようお願い申し上げます」と書いておきましょう。忘れる人がいるかもしれないので、手間はかかりますが期日の1週間くらい前でまだ返事が来ていない人には催促のメールやLINEを送っておくことが大切です。

文章マナーや挨拶などマナーやルールは守る

こうした文章を送る場合、縁起を担いで「切れる」「終わる」などの言葉を使わない、また文章が途切れる句読点などを使わないなどの配慮をすることが大切です。文章の切れ目はスペースを空けるなどして工夫しましょう。

また、はがきの場合と同じく必ず二次会の2〜3ヶ月前には送るようにします。2〜3ヶ月前なら予定がまだ空いているという人が多い上、直前になりすぎると正確な人数の把握ができず、会場手配などに支障をきたすからです。

またいくらメールやLINEとはいえ、親しき仲にも礼儀ありと思うなら、二次会の招待を送る前に結婚報告のメールやLINEをしておくことが大切です。特に目上の人や親しい友人には送っておきたいもの。いきなり二次会の招待が届くより、まずは簡潔でいいので結婚報告をしておけば、相手の印象もよくなります。

さらにこうしたメールやLINEでのやり取りを行う場合は、新郎新婦が行うということが基本。相手の個人情報の問題もありますし、幹事からいきなり送られてきたら、誰だかわからないままで開封せずに迷惑メールの処理を行う人も少なくありません。もし幹事から送ってもらいたいなら、やはり新郎新婦から事前に結婚の報告と、「幹事の○○さんから二次会招待のメールまたはLINEが届くのでお返事よろしくお願いします」と先に送っておく必要があります。いずれにしても、マナーや心遣いを大切にしましょう。