二次会のお礼マナーとは?

忘年会が盛上がるかどうか、それは幹事の企画力にかかっている!

幹事さんやスタッフには必ず感謝とお礼を!

結婚式の後に行われることが多い二次会。主役の新郎新婦は結婚式準備が忙しく、たいていの場合は親しい友人や会社の仲間などに幹事をお願いすることがほとんどです。一生懸命準備をしてくれて、当日も盛り上げてくれた友人たちに「ありがとう」の一言で済ませるのは、大人として恥ずかしいもの。やはりきちんとお礼をすることが大切です。

まずお礼をしたいのは、やはり幹事。幹事は何ヶ月も前から会場の手配や料理や飲み物の選択、プログラムの進行などに取り組み、当日もたくさんの仕事を引き受ける二次会の要的な人です。幹事にお礼をする方法としてはさまざまですが、一般的に多いのは幹事の会費を免除すること。またお金ではなく、プレゼントなどで感謝の気持ちを表すカップルも多いようです。あるいはゲームやビンゴ大会などの余興の後で壇上に上がってもらい、幹事が今日のためにどれだけ頑張ってくれたかを報告し、新郎新婦からプレゼントを渡す、という演出もあります。突然のサプライズに幹事さんは驚くかもしれませんが、一生の思い出に残る嬉しい出来事にもなります。新郎新婦の2人から、きちんと感謝の気持ちを伝えることが大切です。

次に、幹事の下でいろいろ細々とした仕事を手伝ってくれたスタッフの人。受付や余興担当、音響担当など当日頑張ってくれた人達にもきちんとお礼をすることは大切なことです。会費は徴収する代わりに後から少額のお礼を包んで渡す、というのがスマートな方法のひとつ。あるいは小さなプレゼントでもいいでしょう。幹事やスタッフを招いて、食事会を開くのもおすすめ。お互いに当日を振り返りながら、楽しいひとときが過ごせます。

お礼に決まりはなし ゲストにも感謝の気持ちを

年上の方が手伝ってくれた場合は、もう少しかしこまったお礼をしたほうがよさそうです。後日、自宅におもむいてお礼を持っていく、あるいは新居に招待してお礼をしてはいかがでしょうか。

幹事やスタッフの方々へのお礼の方法は、決して「こうしなければいけない」という決まりはありません。お金でも、プレゼントでも相手の負担にならない程度のものならいいでしょう。ただしきちんと相手に自分たちの言葉でお礼を伝えること。自分たちのために大切な時間を費やしてくれたことや、当日とても楽しい時間を過ごせたことへの感謝を、しっかりと伝えることで、より一層お互いの人間関係も深まります。

こうしたスタッフのみならず、忙しい時間を縫って2人のお祝いの場に駆けつけてくれたゲストにもお礼をする、という心のゆとりも持ちたいものです。ゲストには最後のお見送りで新郎新婦からひとつずつ手渡しするのがベスト。その場合のプレゼントは小さなプチギフトで構いません。または2人の名前や写真入りのものなど、二次会の記念になるものでもよいかもしれません。いずれにしても1人ひとりに「来てくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えることが重要です。